2022年03月23日

ふるさとA

こんにちは。
業務部の武田です。

3月ももう後半。
少しずつ暖かくなり、日中は暑いと感じる日も出てくるようになりましたね花見(さくら)
桜もそろそろ咲き始めるのではないでしょうか。
コロナ禍で桜の季節を迎えるのは3回目となり、
今年も落ち着いてお花見が出来ないのは残念ですが、
通りすがりに満開の桜を眺めるだけでも風情を感じられますね。

さて、前回のブログでは、和歌山県田辺市の偉人の一人である
「武蔵坊弁慶」をご紹介させていただきました。
今回は、3人のうち残りの2人をご紹介したいと思います。

まずは、南方熊楠さんです。
熊楠さんは、明治〜昭和時代にかけて活躍された世界的な研究者です。
博物学者、民俗学者、さらには植物学者でもある熊楠さんは、
「粘菌」と呼ばれるアメーバのような生き物の研究に力を注いでいました。
現在は「変形菌」と呼ばれているそうです。

写真で粘菌を初めて見た時、
こんな生き物が存在するのかと驚いた記憶があります。
名前に「菌」とつきますが、細菌類でも菌類でもない、
ふしぎな生き物です。

もう一人は、合気道の創始者として知られる植芝盛平さんです。
幼少期から武道を極め独自の武術を習得し、
昭和17年に「合気道」と名付け世界中に広めたそうです。

合気道という武道は昔から存在するものだと思っていましたが、
そうではなく、昭和初期に生まれた武道であることを知ったときは衝撃でした。
そして合気道は、敵と戦うための武術ではなく、
人と比べず己の心身を鍛えるための武術とのこと。
今回合気道のことを調べ、「戦い」というものは
誰かと争ったり相手を傷つけたりするものではなく、
自分の弱さと戦い、己を強くするためだけのものであってほしいと
改めて強く想いました。

自分の出身地について、大人になってから調べてみると
色々な発見があり面白いです。
皆さんも機会があれば、ぜひ調べてみてください^^


                          武田 

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